2010年01月02日

元旦の夜

元旦の夜にしては大人しく、幾分と早めに就寝した俺は、翌土曜日の午前一〇時頃まで、ぐっすり眠っていた。

夢を見ていた。会社の先輩といざこざを格闘している夢だ。
金曜日の夜には相応しくない夢だ。

一週間の内で与えられた“たった四八時間の自由”の冒頭で疲れてはいけない。
だから、二〇〇九年一一月一四日は、午前九時頃に自動的に目が醒め、と、同時にケータイ電話に着信。浜田山の親戚からだ。


俺は、寝起きを悟られないように電話に出た。

「元気ですか?」「元気だよ」と、返答する。
親戚夫婦は、赤ん坊の頃から俺を知っているので、俺は、赤ん坊の頃の俺の印象を崩さないように心掛けているのだ。

もはや加齢臭漂う中年なのに「けんちゃん」と呼ばれるのだ。
叔父叔母も従兄弟も、そして甥姪も、そう呼ぶのだ。

俺は、「けんちゃん」のパブリックイメージから逃れられない。


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Posted by 腰痛助け隊 at 13:22│Comments(0)日記
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